DJ-1125 Border Car CoatWool 100%38(M)・40(L)・42(XL) サイズは完売しました。1950~60年代の若者の間で大流行した、通称「カー・コート」と呼ばれるジャケットを企画生産。ウールメルトンやウールツイード素材で、着丈がハーフ丈で襟や袖口にリブがついている物を、一般的にカーコート(もしくはカークラブジャケット)と呼びます。本来ならばウールスポーツジャケットと呼ばれますが、1950年代には自分が所属するカークラブのシニールを背中に付けてスピードを競ったりする文化があった為、特別にそう呼ばれるようになりました。今回のジャケットは、まだカークラブのシニールが取り付けられる前段階のもの、と言う事です。素材はウール100%のフランネルで、ダークトーンの3色を使ったボーダー柄がクラシックな印象を与えます。裏地は滑りが良いキュプラ素材にキルティング加工を施しました。冬の冷気をシャットアウトします。リブは15番手の糸を双糸にして、裏と表で違う色が出るように編み立てました。リブの畝が大きいのでフィット感があり、防寒性の高さを物語っています。フロントは便利な上下開きジッパー、上を開けて着崩すも良し、下を開けて行動的にするも良し。ジッパー上部にはクラシックなタブをつけました。これは1950年代当時、まだオートマティックジッパーが珍しかった為にスライダーを止める役割を持っていました。また、左カフスには小さなチケットポケットも装備。これがある事で、1950年代のヴィンテージ感が格段に上がります。インナーはTシャツ1枚と言う人から、セーターやネルシャツを着込む人まで様々。また、自分なりにシニールやパッチでデコレートするのも楽しみの一つです。